同じニキビでも、からだと顔では症状が違う!

漢方薬は、からだにできたニキビを根本的に治す効果があります。これは、からだだけではなく、顔にできたニキビにも有効です。

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しかし、顔やからだにできるニキビは、それぞれ症状が違うので、処方の仕方もそれぞれ異なります。
まず、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という漢方薬があります。この十味敗毒湯は、背中の真ん中に痛みを感じたり、化膿したりするニキビができている人に向いている漢方薬です。
虫に刺された跡がなかなか消えなかったりする人や、アレルギー体質の人などに効果が期待できます。

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次に、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)という漢方薬があります。これは、あせもに似たニキビが胸や背中の全体にたくさんできている人に向いている漢方薬です。
柴胡清肝湯は、ニキビが発症しにくいような肌質をつくりあげる働きがあります。具体的には、免疫を高めたり、ニキビの炎症を抑えたりなどの効果が期待できます。

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このように、タイプ別によって処方すべき漢方薬が様々なので、自分のニキビのタイプはどのタイプなのかを見極めて、それに合った漢方薬を試してみることが重要です。

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