漢方薬の力でアトピー性皮膚炎を治そう

アトピー性皮膚炎の場合は、一度治ったと思っても、不規則な生活を送っていたら、また生じることもあります。
このように、遺伝的体質が密接に関係しているのです。

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なので、漢方でかゆみを抑えることと並行して、体質を根本的に変えていく処方も行う必要があります。

越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)や、消風散(しょうふうさん)とよばれる石膏があります。
これらが含まれた漢方薬はかゆみなどの炎症を抑える効果があります。肌がジュクジュクしている場合によく処方されます。

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黄連解毒(おうれんげどく)や白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)と呼ばれる漢方薬もあります。
これらは、顔や首が赤くなって熱を帯びている症状の人によく処方されます。

血行をよくしてくれる効果のある四物湯(しもつとう)と呼ばれる漢方薬は、熱を帯びておらず、過度に乾燥している人によく処方されます。
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次に、体質の改善についてです。
血液の循環が悪い人には、血行を促す漢方薬を処方し、ストレスのたまっている人には、それを和らげる効果のある漢方薬を処方し、根本的に体質を改善していきます。

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